【船橋市の解決事例】「相続人同士が“財産の価値で対立”」―不動産評価の食い違いから発生した争いを専門的調整で解決したケース
本件は、船橋市にお住まいの方からご相談いただいた相続・遺言手続きの解決事例です。
当事務所では、相続人調査や遺産分割書作成などの実務対応を通じて、円満な解決をサポートしました。
■1 相談に来られた背景
船橋市在住の60代長男Bさんからの相談。
「妹が父の家を“2,000万円の価値がある”と言い張り、
私は“不動産会社の査定額は1,100万円だ”と説明しているのですが、
まったく話が進みません」
本件は、船橋市で非常に多い争いの一つ——
“不動産の評価額をどう見るか”で相続人間が決裂するケース でした。
特に船橋市は、
・海神、東船橋、前原のような駅近エリアと、
・古い戸建の多い郊外エリア
の価格差が大きく、評価が揺れやすい地域特性があります。
今回は、不動産評価の誤解と感情対立を、実務的な手法で解消した事例です。
■2 対立の原因:査定額の“種類”を混同していた
調査の結果、妹さんが主張していた「2,000万円」の根拠は、
-
過去の近隣売出価格
-
ネット広告の“希望価格”
-
家の思い出価値
実務ではこれらは “市場価値とは無関係” です。
一方、長男が持っていた査定書は一般の不動産仲介店によるもの。
しかし、相続で用いる評価としては不十分 な内容も含まれていました。
■3 当事務所が行った専門的評価手順
相続の現場では「一つの査定書」ですべて解決しません。
そこで当事務所では、以下のように複数の評価基準を組み合わせる専門的手法を採用しました。
✔(1)船橋市の公的データを収集
-
公示価格
-
路線価
-
固定資産税評価額
-
過去3年の成約事例(東船橋〜津田沼エリア)
✔(2)不動産会社3社の“成約前提査定”を依頼
「売れる見込み額」と「売り出し額」を明確に分離させます。
✔(3)建物の法定耐用年数を分析
築38年の木造住宅であり、建物評価はほぼゼロであることを説明。
■4 評価の一本化を実現
複数のデータを整理した結果:
-
売却想定額:1,150万〜1,250万円
-
路線価評価:980万円
-
固定資産税評価:910万円
これらを統合し、相続分配に用いる“実務上の評価額”を1,200万円で確定。
第三者評価と公的データに基づくため、妹さんも納得。
■5 結果:争いは解消し、手続きは1か月で完了
① 財産評価に合意
② 遺産分割協議書を作成
③ 実家を売却 → 現金を分配
④ 相続手続きが完了
Bさんは、
「専門家に入ってもらわなかったら、妹との関係が本当に壊れていたかもしれません」
と話されていました。
■6 本事例のポイント
-
船橋市はエリアによって価格差が激しい
-
査定額は“種類”があり、素人には判断が難しい
-
複数データを統合し、評価を「一本化」することが重要
-
専門家が“数字に落とし込む”ことで人間関係の対立が収まる
本件は、当事務所の【相続手続フルサポート】内で対応しました。
費用の目安はこちらをご参照ください。
この事例とあわせて読まれている解決事例
同じように「相続人同士の意見対立」「遺産分割が止まっている」状況でお悩みの方は、地域別の解決事例や相談窓口も参考にしてください。
