【船橋市の解決事例】兄弟が全く話し合えず、専門家が間に入り遺産分割がまとまった事例
本件は、船橋市にお住まいの方からご相談いただいた相続・遺言手続きの解決事例です。
当事務所では、相続人調査や遺産分割書作成などの実務対応を通じて、円満な解決をサポートしました。
船橋市在住の40代男性Bさんは、父が亡くなった後、同居していた兄とどうしても話し合いが成立せず、相続手続きが数カ月にわたり完全に止まってしまっている状態でした。
もともと兄弟仲は悪くありませんでしたが、「父の介護を誰がどれだけ負担したか」という認識のズレが原因で、感情的な対立が発生。電話でも話し合いができず、兄は怒って連絡に応じなくなり、兄弟間のコミュニケーションは完全に断絶しました。
その結果、
預金の解約
不動産の名義変更
相続税の申告準備
など、すべての手続きがストップ。
Bさんは「このままでは兄と一生関係が壊れたままだ」と不安に感じ、船橋市内の当事務所に相談されました。
■ 兄弟間の「感情のもつれ」が最大の原因
Bさんから詳しくお話を伺うと、兄は父と同居し、介護を中心的に担ってきたという負担感を強く持っていました。
一方Bさんは、週末には必ず実家に通い、できる限りサポートしていたという思いがあり、双方が
「自分の方が頑張った」
という主張を抱えている状態でした。
相続では、このような「介護の負担感のズレ」が遺産分割の大きな障害となります。
これはいわゆる 寄与分 に関する感情であり、実務では非常に多いパターンです。
さらに、兄が「専門家は必要ない、自分たちだけで話すべきだ」と主張していたため、Bさんは相談したくても相談できず、時間だけが過ぎていきました。
■ 第三者である専門家が「調整役」として介入
当事務所では、Bさんの意向を踏まえながら、兄に対して丁寧な文書で連絡を取りました。
内容としては、
感情的な部分には触れない
法律的に必要な手続きを淡々と整理
兄の負担や気持ちに配慮する文面
を徹底し、兄が「攻撃されている」と感じないよう慎重に行いました。
すると兄から、意外にも穏やかな返答が来ました。
「弟に怒っていたわけではない。父の介護のことが思い出されて気持ちが整理できていなかった」
兄自身も冷静さを欠いていたことを認識し、話し合いを再開する姿勢が見られました。
■ 「寄与分」を分かりやすく整理すると、兄の気持ちが落ち着いた
兄が最もこだわっていたのは、父の介護にどれだけ関わったかという点でした。
そこで当事務所では、法律的に認められる 寄与分の考え方 と、
兄の介護の内容を「できるだけ兄の立場に寄り添ったかたち」で文書にまとめました。
この作業により、兄は次第に落ち着き、
「専門家が間に入ってくれて助かった」
と安心感を持たれるようになりました。
■ 遺産分割協議書を専門家が作成し、兄弟間の合意が成立
対立が落ち着いたところで、次のステップへ進みました。
■ 遺産分割協議書では、兄の介護分を一定程度考慮
具体的には、
預金の一部を兄が多めに取得
不動産は売却せず共同名義にし、兄が住み続ける
という形で合意が成立しました。
この内容はBさんにとっても納得できるもので、兄弟間のバランスが取れた解決でした。
■ 相続手続きは約1カ月で完了
専門家が間に入ったことで、手続きは一気に進み、
銀行・法務局・保険会社などの手続きがスムーズに完了。
兄弟関係も修復に向かい、Bさんは次のように話されました。
「専門家が入らなければ、一生兄と話せなかったかもしれない」
「船橋市で近くに相談先があって本当に助かった」
■ 船橋市で兄弟間の話し合いが難しい方へ
兄弟間の相続トラブルは、
介護の負担
生活環境の違い
性格や価値観の違い
など、感情が絡むため“話し合いだけで解決”するのは非常に難しいものです。
第三者である専門家が入ることで、
両者が冷静になり、短期間で遺産分割がまとまるケースは多くあります。
船橋市・習志野市で「話し合いが前に進まない」と感じたら、早めに専門家に相談することが解決の近道です。
本件は、当事務所の【相続手続フルサポート】内で対応しました。
費用の目安はこちらをご参照ください。
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