【船橋市の解決事例】疎遠だった兄が「遺産の大半を要求」―交渉停滞から専門家介入で円満解決したケース
本件は、船橋市にお住まいの方からご相談いただいた相続・遺言手続きの解決事例です。
当事務所では、相続人調査や遺産分割書作成などの実務対応を通じて、円満な解決をサポートしました。
■相談者
船橋市在住・50代女性(次女)
母の相続手続きについて、兄(長男)と意見が対立。
■相談内容
お母様が亡くなり、相続人は
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長男(兄)
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次女(相談者)
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三女
の3名。
遺産は以下の3つが中心でした。
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船橋市内の自宅不動産(評価額約2,800万円)
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預貯金約900万円
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有価証券200万円ほど
本来、兄は長年実家で同居していたわけではなく、
跡継ぎとして家を支えてきたわけでもありませんでしたが、
突然、
「長男として家を守る義務がある。だから不動産は全部もらうべきだ」
「その代わり預金は妹で好きに分ければいい」
と主張。
しかし預金は900万円程度。
不動産の評価額2,800万円と比べるとバランスが悪く、
相談者・三女ともに納得できず、話し合いは5ヶ月以上進んでいませんでした。
さらに兄は、
「家を売るなんて考えられない」 と強硬姿勢。
不動産の共有や相続税の負担など、現実的な問題を理解しておらず、
家族関係は急速に悪化していました。
相談者は、
「兄とは強く言い合う関係でもないので、自分たちだけでは解決できない…」
と判断し、当事務所へ相談されました。
■問題点の分析(専門家目線)
兄の主張にはよくある3つの誤解がありました。
①「長男だから家を守るべき」という誤解
→ 現行民法では長男優先の規定は一切なく、
相続分は均等(今回なら各1/3)。
感覚的な「家督意識」が紛争の温床になりがちです。
②「不動産は兄が、預金は妹が」という単純分けの危険性
不動産の価値は高く、
不均衡なまま協議書を作成すると、後々紛争になる可能性が高い。
また相続税の負担を誰がどの割合で持つのか、
固定資産税の負担、維持費、老朽化なども兄は考えていませんでした。
③話合いが感情的になり、交渉不能
兄は「母との思い出の家を手放したくない」という気持ちが強く、
合理的な話ができる状態ではなくなっていました。
■当事務所の対応
【1】兄の感情と事実を切り分け、時間をかけてヒアリング
直接会う前に、まず相談者から
兄の性格、関係性、こだわりの強い点を丁寧にヒアリング。
次に兄と個別面談を行い、
「家を守りたい気持ち」
「母との思い出」
をしっかり受け止めた上で、
事実としての法律関係・評価額を丁寧に説明しました。
【2】“家を守る”と“公平に分ける”を両立する案を提示
兄が感情的にならずに議論できるよう、
次の3案を用意して検討してもらいました。
■提案した解決案
●案A:兄が不動産を相続し、差額を妹2人へ支払う「代償分割」
不動産:兄
預金:妹2人で分ける
+
不動産評価額との差額を兄が現金で補う方式
→兄の希望である「家を守る」が実現
→妹2人も公平な取り分が確保できる
ただし兄の資金力に不安あり。
●案B:不動産は売却し3人で公平に分配する
→最もシンプルで公平
→兄は嫌がる
●案C:不動産を売却せず、賃貸活用し、収益を3人で分ける
→“売らない”と“公平”の折衷案
→兄も心理的抵抗が少ない
■最終的な解決
詳細なシミュレーションの結果、
案C(不動産の賃貸活用) を兄が受け入れ、
解決に至りました。
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不動産をそのまま維持
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管理会社へ委託して賃貸へ転換
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家賃収入を3人で等分
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預金・有価証券は法定相続分で分ける
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兄は「家を手放さない」という希望を維持
結果、すべての相続人が納得できる形となり、
感情面の対立も解消されました。
相談者は最後に、
「家を売らないという案は自分たちでは絶対に思いつきませんでした」
「兄との関係が壊れずに済んで本当に良かった」
とおっしゃっていました。
■ポイント(船橋市・習志野市で増えている類似事例)
-
「長男だから家を…」という誤解による対立は非常に多い
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不動産の扱いで揉めると長期化する
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二者だけの話し合いは95%が感情的に悪化
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専門家が入ると落ち着くケースが多い
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特に船橋市は「実家が古い・相続後の使い道が難しい」ことが背景にある
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■このケースに近い状況の方へ
つだぬま相続相談室では、
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本件は、当事務所の【相続手続フルサポート】内で対応しました。
費用の目安はこちらをご参照ください。
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