【千葉市の解決事例】相続人間で方向性は一致していたが、手続きの煩雑さから遺産整理が停滞していたケース
本件は、千葉市および近隣地域で相続・遺言手続きをご依頼いただいた解決事例です。
相続関係書類の整備や関係機関対応を行い、スムーズな手続き完了を実現しました。
ご相談の背景
被相続人は千葉市在住の80代男性。
相続人は配偶者と子2名の計3名で、相続人同士の関係は良好でした。
大きな争いはなく、「円満に相続を終えたい」という共通認識がありました。
しかし、相続開始から2か月が経過しても、
預貯金の解約や名義変更、不動産の扱いがほとんど進んでいない状態でした。
手続きが進まなかった理由
本件が停滞していた最大の理由は、
・相続手続き全体の流れが分からない
・誰が何をやるべきか決まっていない
・平日に金融機関へ行く時間が取れない
という、実務面での行き詰まりでした。
「揉めてはいないが、進まない」
これは実務では非常によくあるケースです。
初回相談時の整理ポイント
当事務所では、初回相談で次の点を明確にしました。
・相続手続きは段階的に進める必要があること
・同時並行でできる作業と、順序が重要な作業の区別
・相続人が行う部分と、専門家が担う部分の切り分け
これにより、相続人の不安を軽減しました。
相続関係と財産の確定作業
まず着手したのは、
・戸籍一式の収集
・相続関係説明図の作成
・預貯金口座・不動産の全体把握
特に、複数の金融機関に口座が分散しており、
「どこから手を付けるべきか分からない」状態でした。
遺産分割方針の整理と書面化
相続人間では、
・配偶者が自宅不動産を取得
・預貯金は法定相続分を基準に分配
という方向性はすでに決まっていました。
当事務所では、その内容を
・実務で通用する遺産分割協議書
・金融機関提出用に配慮した記載
として整理しました。
金融機関・不動産手続きの実務対応
行政書士として、
・金融機関ごとの必要書類の調整
・署名押印の段取り整理
・不動産名義変更に向けた書類準備
を行いました。
相続人が複数回窓口へ行く必要がないよう、
一度で手続きが進む形を意識しました。
解決までに要した期間
相続開始から完了まで、約3か月半。
途中で大きなトラブルはありませんでしたが、
専門家が関与しなければ、さらに長期化していた可能性があります。
本件から分かる実務上のポイント
本件は、
・争いがなくても相続は止まる
・「分かっているつもり」が一番の停滞要因
・実務整理こそ専門家の価値
を示す典型例です。
行政書士が全体を整理することで、
相続人の負担を最小限に抑えた解決が可能になります。
本件は、当事務所の【相続手続フルサポート】内で対応しました。
費用の目安はこちらをご参照ください。
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