【佐倉市の解決事例】 相続人の一部が県外在住で調整が難航──行政書士が窓口となり、4か月で遺産整理・分割を完了したケース
本件は、千葉市および近隣地域で相続・遺言手続きをご依頼いただいた解決事例です。
相続関係書類の整備や関係機関対応を行い、スムーズな手続き完了を実現しました。
■ご相談者
佐倉市在住・60代男性(長男)
■相談内容
「母が亡くなり相続手続きを進めたいが、相続人の一人が県外に住んでおり、連絡や書類のやり取りが思うように進まない。
できるだけ家族関係を悪化させず、専門家に任せたい」というご相談。
相談時の状況は次のとおりでした。
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相続人:長男(相談者・佐倉市在住)、長女(東京都在住)、次女(県外在住)
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遺産:佐倉市内の自宅不動産、預貯金3件
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遺言書なし
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相続人同士の関係は悪くないが、全員が多忙
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手続きに対する理解度に差があり、話が噛み合わない状態
「揉めてはいないが、話が前に進まない」という、実務上よくあるケースでした。
■行政書士による対応
①相続人調査・戸籍収集
まず、被相続人の出生から死亡までの戸籍・除籍・原戸籍を取得し、相続関係を確定。
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佐倉市・千葉市で戸籍関係書類を取得
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相続人3名を正式に確定
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連絡方法を整理(郵送・電話・メール)
相続人全員と行政書士が直接やり取りする体制を整え、
相談者の精神的負担を軽減。
②財産調査・財産目録作成
次に、遺産の全体像を客観的資料として整理。
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銀行3行への残高照会
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自宅不動産の固定資産評価証明書、登記事項証明書、名寄帳取得
調査期間:約1か月
財産概要:
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預貯金合計:約1,400万円
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自宅不動産:評価額約1,800万円
行政書士が財産目録を作成し、相続人全員へ郵送。
③遺産分割協議
争いはないものの、
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自宅をどうするか
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誰が手続きを主導するか
について意見が定まらず、協議が停滞していました。
行政書士は以下の点を説明。
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法定相続分を基準とした考え方
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不動産を共有にすると将来トラブルになりやすいこと
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売却・取得・換価分割それぞれのメリット・デメリット
その結果、次の方針で合意。
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自宅不動産:長男が取得
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預貯金:3名で均等分配
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固定資産税・各種費用:均等負担
合意形成までに約1か月半を要しました。
④遺産分割協議書の作成
行政書士が法的整合性を確保した遺産分割協議書を作成。
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不動産の表示を正確に記載
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将来の誤解を防ぐため、分配内容を明確化
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署名押印は郵送で回収
県外在住の相続人からの返送を含め、約2週間で完了。
⑤金融機関・不動産手続き
協議書完成後、行政書士が一括対応。
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銀行口座の解約・分配
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自宅不動産の名義変更手続き
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手続き完了ごとに相続人へ進捗報告
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■結果
ご相談から 約4か月で遺産整理・遺産分割が完了。
揉めてはいないものの、
「誰が何をすべきか分からない」状態では相続は長期化しがちですが、
行政書士が窓口となることで、円滑に完了しました。
■ご依頼者の声
「兄妹仲は悪くなかったのですが、忙しくて話が進まず困っていました。
先生が間に入って整理してくれたおかげで、思っていたより早く終わり、家族関係もそのままで済みました。」
■実務上のポイント(行政書士視点)
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争いがなくても相続は自然に進まない
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遠方相続人がいる場合、専門家が窓口になることが有効
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遺産整理・遺産分割は最低3か月、実務では4か月前後が一般的
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行政書士が調整役に入ることで、家族の負担を大きく軽減できる
本件は、当事務所の【相続手続サポート】内で対応しました。
費用の目安はこちらをご参照ください。
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