【千葉県(市川市)の解決事例】相続人の一部が“相続放棄を希望”しながらも手続きが進まない状況で、期限管理・戸籍収集・財産調査・放棄後の協議支援まで行政書士が一括で解決した事例
本件は、千葉市および近隣地域で相続・遺言手続きをご依頼いただいた解決事例です。
相続関係書類の整備や関係機関対応を行い、スムーズな手続き完了を実現しました。
■ご相談内容
市川市在住の E 様(50 代女性)から、
「亡くなった父の相続で、兄は“相続放棄したい”と言っているが、何も手続きしてくれない。
このままだと相続が進まず、銀行口座も凍結されて困っている」
というご相談を受けました。
状況は次のとおりでした。
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相続人:長女 E 様、長男(兄)の2名
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父の遺言書なし
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資産:預貯金 600 万円・生命保険(受取人 E 様)
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兄は相続放棄の意思はあるが、手続き方法を全く理解していない
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家庭裁判所での相続放棄申述には「期限」がある
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兄が放置しているため、全体の相続手続きが進まない
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銀行から「相続人全員の署名と協議書が必要」と言われている状態
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E 様ご自身も仕事が多忙で、全体管理が困難
「兄に任せると期限を過ぎてしまいそうで不安……」という切実なご相談でした。
■行政書士の対応①:相続放棄の“期限管理”と書類準備
最優先は、兄の相続放棄期限(死亡を知ってから3か月)を過ぎないこと。
行政書士として、
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戸籍収集
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相続放棄に必要な情報整理
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家庭裁判所への提出書類(相続放棄申述書)の下書き
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必要添付書類の一覧化
を迅速に実施。
兄の負担を極力減らすため、
「必要書類を揃えるだけで提出できる状態」
まで行政書士側で整えました。
兄にはオンラインで説明を行い、
「提出期限」
「提出場所」
「封筒の書き方」
「控えの取り方」
まで具体的に案内することで、無事に 期限内での相続放棄が完了。
家庭裁判所からの「相続放棄受理通知書」もスムーズに取得できました。
■行政書士の対応②:相続財産の正確な把握
兄の相続放棄が確定したため、相続人は E 様が単独に。
ただし、金融機関は
「相続放棄後でも、正式な証明書(受理通知書)の提出」
「相続関係説明図の提出」
を求めます。
行政書士として以下を一括で対応:
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亡父の預貯金照会
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相続関係説明図の作成
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相続財産目録の作成
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銀行への必要書類提出サポート
これにより、口座解約・払戻しがスムーズに可能となる体制が整いました。
■行政書士の対応③:相続放棄後の“単独相続”の整理と金融機関手続き
兄が放棄したことで、E 様が単独承継者に。
行政書士が作成した
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相続財産目録
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相続関係説明図
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相続放棄受理通知書(兄の分)
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必要な委任状・本人確認資料の整理
を揃えて金融機関と調整。
窓口での説明が複雑な部分は行政書士が同行し、金融機関とのやり取りも代行。
結果、預貯金 600 万円はすべて E 様名義で払い戻しが完了しました。
■行政書士の対応④:残る財産(生命保険)の受取手続きもサポート
父名義の生命保険については、受取人が E 様本人であるため、民法上は相続財産ではありません。
しかし、保険会社は
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死亡診断書
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戸籍
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保険証券
などの提出が必要であり、一般の方には手続きが煩雑です。
行政書士が必要書類をまとめ、
「保険金請求書の書き方」
「郵送提出時のチェックポイント」
を詳細に案内した結果、こちらも滞りなく 3 週間程度で受取完了。
■解決結果
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相続放棄の期限管理を行政書士が代行し、
兄の相続放棄を期限内に確実に実現 -
不要な家庭裁判所手続きや無駄な時間・費用を削減
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相続人が E 様に一本化されたため、
遺産分割協議が不要となり、手続きが大幅に簡素化 -
金融機関・保険会社との連絡は行政書士が窓口となり、
複雑な提出物をすべて整理してスムーズに解決 -
結果として、相続開始から約 3か月半ですべての財産整理が完了
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E 様からは
「兄任せだったら絶対に期限に間に合わなかった。全部段取りしてもらえて助かった」
とのお声をいただきました。 -
本件は、当事務所の【相続手続サポート】内で対応しました。
費用の目安はこちらをご参照ください。
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