【船橋市の解決事例】実家をめぐって兄弟が対立—「住み続けたい兄」と「売却したい妹」の対立が解消したケース
本件は、船橋市にお住まいの方からご相談いただいた相続・遺言手続きの解決事例です。
当事務所では、相続人調査や遺産分割書作成などの実務対応を通じて、円満な解決をサポートしました。
■1. 相談の背景
船橋市在住の50代女性Fさんからのご相談でした。
亡くなった母の相続財産は主に 船橋市内の実家(築35年の一戸建て) とわずかな預貯金のみ。
相続人はFさんと兄Gさんの2名。
問題は、
兄は「自分が住み続けたい」
妹は「家を売却して現金で分けたい」
という、典型的な対立構造になっていたことです。
兄は実家の近くに勤め先があり、
「家賃を払いたくない」
「自分が長男だから家を相続すべき」
という考えを強く主張。
一方でFさんは、
「兄は生前ほとんど介護をせず、母との関わりも希薄だった」
「なのに家を丸ごと相続するのは納得できない」
と強く反発していました。
兄弟関係は急激に悪化し、話し合いは完全にストップ。
Fさんは精神的にも疲れ果て、当事務所へ相談に来られました。
■2. 当事務所の対応(“家に住みたい/売りたい”対立は専門家の介入で解決しやすい)
このケースは、法律論と感情論が絡まりやすい典型。
当事務所では以下のステップで整理しました。
① 「家を丸ごと兄が相続できるわけではない」ことを整理
兄が主張していた「長男だから家は自分のもの」は、法律上の根拠がありません。
そこで当事務所は次の点を明確に説明しました。
・長男優先の相続は現行法では存在しない
・遺言書がない限り法定相続分は1/2ずつ
・兄が住みたい場合でも“代償金”が必要
兄の主張の根拠を丁寧に整理することで、法的に公平な前提を作りました。
② 不動産の査定を複数社で取得
不動産価値が曖昧だと話し合いが平行線になるため、
船橋市内の不動産会社3社から査定を取得。
査定額は 2,800〜3,200万円 とほぼ一致しており、
これを基に“公平な金額”を可視化しました。
Fさんは「兄が得をしているのでは」という不信感を持っていましたが、
数字で示すことで不安が軽減されました。
③ 2つの選択肢を提示し、兄に合理的判断を促す
家をめぐる対立は、「どちらが正しいか」ではなく、
どちらの案が現実的か で判断すると解決が早いケースです。
当事務所から次の2つを提示しました。
選択肢A:兄が家に住み続ける → Fさんに代償金を支払う
・査定額から計算すると約1,400〜1,600万円
・住宅ローンを組めるか
・固定資産税や修繕費を兄が負担できるか
・築35年の老朽化リスク
選択肢B:家を売却 → 売却代金を1/2ずつ分ける
・一度売却すれば兄妹が公平
・家に住み続ける責任も発生しない
・感情的対立が最も早く解消する
ここで重要なのは、
「兄が一方的に得をする案」ではなく、負担とメリットを公平に示した点でした。
④ 兄の考えが変わり、売却に同意
兄は当初「家を取られる」と思い込み、反発していました。
しかし、当事務所が数字と法的根拠を示したことで次第に冷静になり、
「売却して現金で分けたほうが後々揉めない」
と態度を軟化。
最終的に 売却の方向で合意 しました。
■3. 解決
その後、家は3,050万円で売却され、
・売却代金 = Fさん1,525万円、兄Gさん1,525万円
・預貯金も1/2ずつ
・葬儀費用は精算して公平に調整
という形で話し合いがまとまりました。
不動産の売却手続き、相続登記、預金解約まで当事務所で一括サポートし、
Fさんは精神的にも大きく安心されていました。
Fさんの言葉です:
「私と兄では絶対に解決できなかったと思う。
第三者が冷静に整理してくれるだけで、ここまで変わるとは思わなかった。」
■4. 船橋市で特に多い“不動産系の相続トラブル”
船橋市は、
・実家が戸建てで相続される
・築30年以上の家が多い
・兄弟の生活圏がバラバラ
という事情から、以下の相談が非常に多いのが特徴です。
・兄弟の一人だけが家に住み続けたい
・もう一人は売却して現金化したい
・不動産の査定額で意見が割れる
・家の名義を私物化されそうになる
こうした場合、専門家が入ることで
感情の衝突 → 数字と法律での冷静な判断へと流れが変わります。
■5. 同じ状況でお困りの方へ
・兄や姉が家を独占しようとしている
・売却したいのに話が進まない
・家に住み続けたい家族がいて困っている
・不動産の価値がわからず話し合いが平行線
・相続手続きが止まっている
こうした場合は早めの相談が最も効果的です。
船橋市・習志野市の不動産相続に精通した当事務所がサポートいたします。
本件は、当事務所の【相続手続フルサポート】内で対応しました。
費用の目安はこちらをご参照ください。
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