相続した空き家の処分方法と固定資産税の問題【習志野市】
本件は、習志野市で相続・遺言に関するお悩みを抱えていた方からのご相談事例です。
行政書士が状況を整理し、必要な相続手続きを一つずつ進めることで解決に至りました。
A様ご夫妻は、習志野市にある**亡くなった父の実家(築50年以上・空き家)**についてご相談に来られました。
父が亡くなって1年以上経過しているにもかかわらず、
相続登記を放置
家には誰も住んでいない
庭木は伸び放題
近隣住民から苦情
と問題が山積み。
さらに、
「古すぎて解体が必要と言われたが、相続登記がないので売却も解体契約もできない」
という状況で、心理的にも経済的にも限界に近い状態でした。
■問題点の整理(相続・空き家実務の視点)
当事務所が調査したところ、次の問題が明らかになりました。
●① 相続登記未了(1年以上放置)
2024年から相続登記は義務化されており、今後「過料」の対象になるリスク。
●② 空き家の老朽化
屋根の一部が剥がれている
庭木が道路にはみ出している
隣家の敷地へ落ち葉が大量に落ちている
近隣住民からのクレームも複数。
●③ 解体業者・不動産会社から「相続登記が済まないと契約できない」と断られている
売却も解体もできず、完全な負の資産化が進んでいました。
■当事務所の解決方針
本件は、
①相続登記 → ②空き家対策 → ③売却(または更地化)
の順で迅速に進める必要がありました。
ポイントは、
相続人が複数いる中での合意形成
空き家としての危険性(行政指導リスク)
解体・売却スケジュールの調整
という3つ。
A様の精神的負担を減らすため、手続きを全て当事務所で代行するスタイルを選択しました。
■STEP1:相続人の確定と合意形成
A様の父が亡くなった時点で相続人は
A様
妹(B様)
の2名。
A様から事情を丁寧に伺い、
B様にも電話と郵送で、空き家問題の危険性(倒壊・行政指導・固定資産税増額のリスク)を説明。
結果、
「売却に向けて相続登記を進めたい」
という方向で全員の合意が得られました。
■STEP2:戸籍収集と遺産分割協議書の作成
習志野市役所・本籍地役場から戸籍を収集し、相続関係説明図を作成。
不動産と預貯金が一部あったため、
不動産はA・Bが法定相続分で共有
売却代金は法定相続分での分配
という内容で遺産分割協議書を作成。
実印押印と印鑑証明書の取得をサポートすることで、1週間ほどで全員の書類が揃いました。
■STEP3:空き家の応急措置(近隣クレーム対策)
売却手続きの間に近隣クレームが増える恐れがあったため、
庭木の緊急伐採
雨漏り部分のブルーシート処置
ポスト封鎖
など、最低限の管理を業者と連携して実施。
近隣の方への説明文も当事務所で作成し、A様の代わりに配布しました。
■STEP4:司法書士と連携して相続登記
必要書類を整え、司法書士と連携して登記申請。
約3週間で相続登記が完了。
これにより、
不動産会社・解体業者と正式契約できる状態
が整いました。
■STEP5:売却か解体かの最終判断
不動産会社に査定を依頼したところ、
現況のままでは売却困難
更地にすれば売れる可能性が高い
という結果。
A様・B様と協議し、
「更地にして売却」
の方針で一致。
解体業者の見積もりを比較し、最も条件の良い業者と解体契約を締結。
解体後、測量を実施し、無事買主が見つかりました。
■結果:放置空き家がわずか3か月で「売れる資産」に変化
A様ご夫妻は、
相続登記放置
老朽化空き家
近隣クレーム
という三重苦に苦しんでいましたが、
当事務所のサポートで、
相続登記 → 空き家対処 → 解体 → 売却
まで、わずか3か月で完全解決。
最終的には
固定資産税の負担ゼロ
近隣トラブルの解消
売却益の獲得(A様・B様で分配)
という非常に良い結果となりました。
A様からは、
「1年以上悩んでいた問題が、プロに任せたら一気に片付いた。もっと早く相談すればよかった」
と感謝のお言葉をいただきました。
■まとめ|習志野市で「空き家×相続」で悩む方へ
習志野市では、
親の家を相続したが放置している
老朽化で売れない
登記をしていない
近隣から苦情が来ている
という相談が急増しています。
放置すると、
行政指導
倒壊リスク
解体費用の増額
過料の可能性(相続登記義務化)
と、問題が急速に悪化します。
つだぬま相続相談室では、
相続登記→空き家管理→売却支援を一括でサポートしています。
本件は、当事務所の【相続手続フルサポート】内で対応しました。
費用の目安はこちらをご参照ください。
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