【船橋市の解決事例】前妻の子と連絡が取れない相続でも解決できたケース|戸籍追跡と中立的な調整で遺産分割を成立
本件は、船橋市にお住まいの方からご相談いただいた相続・遺言手続きの解決事例です。
当事務所では、相続人調査や遺産分割書作成などの実務対応を通じて、円満な解決をサポートしました。
本件は、船橋市在住の60代男性Bさんからご相談いただいた、相続人の一部と全く連絡が取れない状態で遺産分割を進めなければならなかった解決事例です。再婚家庭に特有の問題を含むケースでしたが、専門的な調査と慎重な対応により、円満な解決に至りました。
■ ご相談の背景
Bさんのお父様は再婚されており、Bさんは後妻との間のお子様でした。一方、お父様には前妻との間にもお子様がおり、その方とはBさん自身、一度も会ったことがなく、連絡先も全く分からない状況でした。
お父様の相続が発生し、遺産には預貯金と不動産が含まれていましたが、これらを分割するには相続人全員による遺産分割協議が不可欠です。しかし、前妻の子と連絡が取れない以上、協議は一切進められず、Bさんは大きな不安と精神的負担を抱えていました。
■ 問題点|連絡が取れない相続人がいると何も進まない
相続手続では、「相続人全員の参加」が原則です。相続人の一人と連絡が取れない場合、遺産分割協議書を作成することも、預貯金の解約や不動産の名義変更を行うこともできません。
この段階で誤った対応をすると、相手方の警戒心を強めたり、不要な紛争に発展したりするおそれがあります。そのため、調査と連絡の進め方には細心の注意が必要です。
■ 当事務所の対応①|戸籍・附票を用いた所在調査
当事務所では、まずお父様の婚姻歴を起点に、過去の戸籍を広域的に遡る調査を実施しました。前妻との婚姻時代の戸籍から、前妻の子の存在を確認し、その後の転籍状況を一つひとつ追跡しました。
さらに、住民票の除票や戸籍の附票を活用し、生存確認と現在の住所の特定を行いました。これらの手続きは、一般の方には分かりにくく、途中で行き詰まるケースも多い部分です。
■ 当事務所の対応②|連絡文書の工夫
所在が判明した後に重要となるのが、最初の連絡文書の内容です。いきなり遺産分割の話を切り出すと、相手に不信感や警戒心を与えてしまうおそれがあります。
当事務所では、
・中立的で冷静な文体
・責任追及や感情的対立を感じさせない表現
・事務的かつ丁寧な説明
を徹底した案内文を作成し、慎重にアプローチしました。
■ 解決までの流れ
その結果、前妻の子から丁寧な返信をいただき、遺産分割協議に参加してもらえることになりました。協議では双方の希望を整理し、現実的な落としどころを探りました。
最終的に、
・預貯金は法定相続分どおりに分割
・不動産は売却し、売却代金を等分
という内容で合意が成立し、遺産分割協議書を作成することができました。
■ ご相談者の声
Bさんからは、「面識のない相続人とのやり取りは本当に心的負担が大きかったが、第三者が中立に動いてくれて助かった」とのお言葉をいただきました。
■ 同様のお悩みをお持ちの方へ
前妻の子や疎遠な相続人がいる相続では、当事者同士だけで解決しようとすると、精神的にも実務的にも大きな負担がかかります。専門家が間に入り、調査と調整を行うことで、無用なトラブルを避けながら解決することが可能です。
相続人と連絡が取れずお困りの方は、早めに専門家へご相談ください。
本件は、当事務所の【相続手続フルサポート】内で対応しました。
費用の目安はこちらをご参照ください。
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