【船橋市(大神宮下駅周辺)の解決事例】認知症が進行した母の財産管理を巡り兄弟間に不信感が生じたが、任意後見契約と財産目録の作成でトラブルを回避したケース
本件は、船橋市にお住まいの方からご相談いただいた相続・遺言手続きの解決事例です。
当事務所では、相続人調査や遺産分割書作成などの実務対応を通じて、円満な解決をサポートしました。
船橋市在住のE様(50代・男性)は、認知症が進行し始めた母の財産管理について、妹との間で深刻な不信感が生じていました。
母は80代後半。
軽度の認知症を患い、通院や日常生活のサポートは主に妹が担当。
ただ、母の預金口座から「いつの間にか20万円引き出されていた」「支払い項目が分からない」といった疑問点がE様に残り、兄妹間の関係は悪化。
E様は、
「妹を疑いたくないが、このままでは将来的に相続の時に必ず争いになる」
と悩み、当事務所へ相談に来られました。
■行政書士が行ったのは“疑いの解消ではなく、仕組みの整備”
兄弟間の不信感は、どちらが正しいかではなく、
「お互いが安心できる仕組みが存在しないこと」が原因
であることが多いです。
そこで当事務所では、まず次の取り組みを行いました。
①財産の実態を整理する「生前財産目録」の作成
母名義の預金
生命保険
年金収入
支出(医療費・介護費・生活費)
加齢による今後の見込み支出
これを明確にし、兄妹双方が同じ資料を共有することで、財産の不透明感をゼロにしました。
②日常的な支出がトラブル化しない仕組みづくり
行政書士として次のような提案を実施。
「生活費用」口座を1つにまとめる
キャッシュレス決済・振込による“履歴が残る支払い”へ切替える
介護サービスなど定期支出は自動引落へ変更
診察費・薬代はレシートを保管する共通ルールの設定
すべて“誰が見ても説明できる状態”にすることで、疑念が生まれないようにしました。
③将来のために「任意後見契約」を締結
母は判断能力がまだ残っていたため、
将来の財産管理を誰に任せるかを明確にすることができました。
母の意思 → 「娘(妹)に任せたい」
E様 → 「母の意思を尊重するなら納得できる」
そのため、行政書士立会いのもとで公証役場にて任意後見契約を締結。
さらに、母の希望で「財産は子ども2人が協力して守る」と記した任意後見契約付帯の覚書も作成しました。
■取り組みの結果
妹による不透明な支払いは“疑いが晴れた”のではなく、“疑いが起きない仕組み”に置き換わった
相続発生時に財産が不明確になるリスクがほぼゼロになった
任意後見契約により、母の意思が前面に現れ、兄妹が協力しやすくなった
相続開始後のトラブルの芽を事前に徹底排除できた
E様は最後に
「母にとっても妹にとっても“いい環境”を作れた。これが一番良かった」
と非常に喜ばれていました。
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