【習志野市の解決事例】相続人の一人が連絡不通。相続が進まない状態から“失踪扱いを使わずに”円満解決した事例
■相談者
習志野市在住・60代女性(三姉妹の次女)
■相談内容
相談者の母が亡くなり、相続人は3人の姉妹。
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長女(習志野市)
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次女(相談者)
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三女(東京都内在住)
しかし問題は、
三女が5年以上前から家族との連絡を絶っていること。
住所も不明、電話も通じず、SNSも完全に更新なし。
市役所や郵便局の調査では居所が確認できず、
相続手続きは 相続人全員の署名押印が必要なため完全にストップ。
長女は
「もう失踪扱いにして進めたい…」
というほど疲弊していました。
相談者は、
「三女の所在が分からない以上、どうして良いか分からない」
と当事務所へ相談されました。
■遺産内容
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習志野市内の自宅(評価額1,650万円)
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預貯金450万円
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小規模な生命保険
全体としてシンプルだが、連絡不通の相続人が壁。 -
■状況分析(専門家の見立て)
結論から言えば、三女のような
「連絡不通の相続人」
は習志野市でも増え続けている典型パターン。
背景は以下が多いです。
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家族関係の疎遠化
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転居を繰り返し、行政への届け出が不十分
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金銭トラブルで家族と距離を置いている
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連絡を取りたくない事情がある
このケースも、“家族と距離を置きたい心理” が強く、
失踪扱い(不在者財産管理人)や家庭裁判所の手続きに進むと、
かえって関係がより悪化したり、費用も時間もかかります。
そこで当事務所は “強制手続きに入る前の最後の調整” を方針としました。
■当事務所の対応
【1】三女の住所追跡(合法的な範囲のみ)
まず以下の合法ルートで調査を実施しました。
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郵便局の転送調査
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住民票の付票の取得(可能な範囲)
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生命保険会社の照会
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過去の勤務先情報・旧住所からの手がかり
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SNS/オンライン履歴の確認(公開範囲のみ)
結果、三女は東京都内のシェアハウス住所が判明。
【2】三女への“非対立型アプローチ”
突然「相続の件で連絡しろ」では拒絶されるため、
以下の順で段階的にアプローチ。
①まず当事務所名義で「近況確認の手紙」
②その後「相続が停止して困っている旨」を柔らかく説明
③三女の心理的負担を減らす形で、
“手続きはすべてこちらで代行できる”と伝達
三女の返信文にはこうありました。
「家族と距離を置きたいだけで、揉めたいわけではない」
「印鑑を渡しに行くのも気まずくて、どうしていいか分からなかった」
まさに想定した心理状態でした。
【3】妹の心理に配慮した“来所不要の手続き”を提案
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書類は全て郵送
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身分証明もスマホで完結
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署名押印は本人の都合でOK
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姉たちには三女の住所を開示しない(希望による)
この“距離感を保った手続き”が功を奏しました。
■最終的な遺産分割案
三女は遺産を多く望んでおらず、
「自分は最低限でいい」との意向。
そこで以下で合意。
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自宅不動産 → 長女が単独相続(居住のため)
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預貯金 → 長女・次女が中心で分割
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三女 → 法定相続分の一部のみ(本人希望)
書類はすべて整い、
相続手続きは約2ヶ月で完了。
■相談者の言葉
最終的に相談者(次女)は、
「強硬手段に進む前に、専門家に頼んで本当に良かった」
「三女とも関係が壊れずに済み、母の相続を無事終えられた」
と涙ぐみながら話されていました。
■専門家視点でのポイント(習志野市でよくある)
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習志野市は単身赴任・転勤族が多く、連絡不通パターンが増えている
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失踪扱い(家庭裁判所)は費用も時間も大きい
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その前に“心理調整+住所追跡+第三者による調整”で解決することが多い
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家族が直接連絡すると関係がこじれることが多い
当事務所では、
連絡不通・音信不通の相続人対応も多数扱っています。
